干物の美味しい食べ方

魚焼きグリルの失敗しない焼き方

魚焼きグリルを使うと、干物を香ばしく焼き上げることができます。ふっくらと美味しい干物を焼くためのポイントをご紹介しましょう。

❖ 1.準備

グリルの受け皿にアルミホイルを敷くか、水を入れます。

（※お使いのグリルの仕様に従ってください）

❖ 2.グリルを温める

干物を入れる前に、グリルを中火2分～3分ほど温めます。

❖ 3.両面焼きグリルの場合は皮目を下に、

肉厚な頭が奥になるように置きます。

❖ 4.焼く

両面焼きグリルの場合、5分～8分ほど焼きます。片面焼きグリルの場合は、まず皮目を上にして2～3分ほど焼き、裏返してさらに3分ほど焼きます。

❖ 5.焼き上がり

焦げ付かないように火を調整し、お好みの色合いになったら完成です。

お皿に移してお召し上がりください。

❖ 魚焼きグリルの注意点

• 魚の種類や大きさによって焼き時間が異なるので、様子を見ながら焼き時間を調整しましょう。
• 強火で焼きすぎると焦げてしまうので、火加減に注意してください。

フライパンでふっくら仕上げる焼き方

❖ 1.干物を焼く

フライパンにクッキングシートを敷き、身を上にして魚をおきます。

火をつけ、弱火～中火4分～6分で焼きます。

❖ 2.裏返す

焼き色（焦げ目）がついてきたらひっくり返してさらに3分～4分焼きます。

❖ 3.焼き上がり

綺麗に焼き色が付いていたら完成です。

❖ フライパンで焼く際の注意点

裏返し、盛り付けの際に身割れを起こす可能性がありますので

ひっくり返す時はクッキングシートを持ち上げ箸やトングで支えるようにして返してください。

※フライパンを使えば、焼き加減をみながら、誰でも簡単に干物をふっくらと焼き上げることができます。ぜひ一度、この方法を試してみてください。

【電子レンジ】時短で食べたい時に

電子レンジを使えば、短時間で調理できます。忙しい時や、手軽に干物を味わいたい時におすすめの方法です。ここでは、電子レンジで干物を美味しく仕上げる方法をご紹介します。

❖ 1.干物を水にくぐらせる

干物をさっと水にくぐらせます。全体に軽く水をつける程度で十分です。

❖ 2.クッキングシートに魚をのせる

クッキングシートを大きめにカットし、干物をのせます。

❖ 3.クッキングシートの角を持ち上げて干物を包む

船のような形にします。干物の頭と尻尾の先にあるクッキングシートの角は、軽くねじっておきましょう。他のクッキングシートの角は、干物を包むように持ち上げ、一緒にねじります。

❖ 4.耐熱皿にのせて600Wで加熱

包んだ干物を耐熱皿にのせ、600Wの電子レンジで2～3分加熱します。魚の種類や大きさによって加熱時間を調整してください。

❖ 5.干物に焼き目が付いたら完成

干物に焼き目がついたら、電子レンジから取り出します。クッキングシートで包んだままでも、お皿に盛り付けても構いません。

❖ 電子レンジを使う際の注意点

• 電子レンジで加熱する際は、必ず耐熱皿を使用してください。
• 電子レンジの機種や魚の大きさによって、加熱時間が異なる場合があるので、様子を見ながら調整してください。

定番！ご飯のお供に

干物といえば、白いご飯との相性が抜群です。炊きたてご飯の湯気と香ばしい干物の香りが食欲をそそります。

日本人の食卓に馴染み深い干物は、朝食から夕食まで、どのような時間帯でも美味しく食べられます。

ご飯のお供として干物を食べる際のポイントは以下のとおりです。

• 焼き加減：ふっくらと焼き上げ、皮はパリッと仕上げるのがおすすめです。
• 味付け：醤油や大根おろし、レモンなど、シンプルな味付けで素材本来の旨味を引き立てましょう。
• 付け合わせ：ご飯が進む漬物や、箸休めにぴったりな和え物などを添えましょう。

これらのポイントを踏まえることで、より一層ご飯が進むこと間違いなしです。

朝食に干物を食べる場合、ご飯、味噌汁、卵焼きなど、他の和食メニューと組み合わせることで、栄養バランスの取れた食事になります。

夕食に干物を食べる際は、野菜たっぷりの副菜や汁物を加えることで、ボリューム満点の献立に仕上がります。

このように、干物はご飯のお供として、様々な食べ方で楽しむことができます。ぜひ、あらゆる組み合わせを試して、自分にとって最高の組み合わせを見つけてみてください。

お酒のおつまみに最適

干物は、その塩加減と凝縮された旨味が、様々なお酒との相性を抜群にします。キンキンに冷えたビールにも、キリッと冷えた日本酒にも、ふくよかな香りのワインにも合うのが干物の魅力です。

今回は、特にお酒との組み合わせにおすすめの食べ方を3つご紹介します。

• 素焼き：干物本来の旨味をダイレクトに味わえます。ビール、日本酒、焼酎などのお酒がおすすめです。
• マヨネーズ和え：マヨネーズのコクと酸味が加わることで、また違った味わいになります。七味唐辛子や柚子胡椒も合います。ビール、ハイボールなどのお酒がおすすめです。
• キムチ和え：キムチの辛味と酸味が美味しいです。マッコリ、焼酎などのお酒と合います。

その他にも、チーズやオリーブオイルとの組み合わせなど、意外な食材との組み合わせも楽しめます。ぜひ、あらゆるお酒と干物のマリアージュを試してみてください。

干物と豆腐の炒め物

❖ 材料（2人分）

• お好みの干物1枚
• 豆腐1丁
• 生姜（みじん切り）1かけ
• 醤油、みりん、酒各大さじ1

❖ 1.干物は食べやすい大きさにほぐします。

❖ 2.豆腐は水切りして、食べやすい大きさに切ります。

❖ 3.フライパンにごま油と生姜を熱し、干物と豆腐を炒めます。

❖ 4.醤油、みりん、酒を加えて、汁気がなくなるまで炒めたら完成です。

干物のアヒージョ

❖ 材料（2人分）

• お好みの干物1枚
• にんにく2かけ
• 鷹の爪1本
• オリーブオイル1/2カップ

❖ 1.干物は食べやすい大きさに切ります。

❖ 2.にんにくは薄切り、鷹の爪は種を取り除いて輪切りにします。

❖ 3.スキレットにオリーブオイル、にんにく、鷹の爪を入れて弱火で熱します。

❖ 4.にんにくの香りが立ってきたら、干物を加えて焼きます。

❖ 5.完成です。バゲットなどを添えて食べても美味しいです。

干物は、そのまま焼いても美味しいですが、このようにあらゆる食材と合わせることで、さらにその美味しさを引き出せます。ぜひ、様々なレシピに挑戦して、干物料理のバリエーションを広げてみてください。